診療所で対応可能な疾患は極力当院にて治療いたします。ただし重症の場合や専門病院の受診が必要な場合は、それぞれの疾患の治療に最適な病院をご紹介します。
＊は専門病院に紹介することが比較的多い疾患です。

急性中耳炎、慢性中耳炎、滲出性中耳炎、外耳炎、鼓膜炎、真珠腫性中耳炎*、突発性難聴*、低音障害型感音難聴、耳垢、メニエル病、良性発作性頭位眩暈症、前庭神経炎*等の治療。補聴器外来。
小児の中耳炎は特に要注意ですので早期発見、徹底治療を心がけています。
丁寧な説明を心がけておりますが、鼓膜所見については患者さんにとって最も分かりにくい部分ですので必ずモニターに映して説明いたします。

急性鼻炎、アレルギー性鼻炎、急性副鼻腔炎、嗅覚障害、慢性副鼻腔炎*、鼻茸*、嗅覚障害、等の治療。
アレルギー性鼻炎の鼻腔粘膜焼灼術は随時行っておりましたが、新規の方に関しては当面休止致します。今まで当院で施術を受けられた方の継続施術は行います。

口内炎、舌炎、味覚障害、口腔乾燥、咽頭炎、喉頭炎、扁桃炎*、扁桃周囲膿瘍*、急性喉頭蓋炎*、咽頭異物、口腔咽頭潰瘍*、唾液腺腫脹、喉頭異常感症、等の治療。
痛みがひどく口が開けにくかったり、声がくぐもってきた場合はかなりの重症ですので、午前中早めの受診をお勧めします。

鼻腔がん*、副鼻腔がん*、上咽頭がん*、中咽頭がん*、下咽頭がん*、口腔がん*、舌がん*、喉頭がん*、甲状腺がん*等検診いたします。治療は信頼できる専門病院を紹介します。頭頸部炎症には種々の疾患があり診断が難しいのですが、亜急性甲状腺炎や亜急性壊死性リンパ節炎等の経験が豊富です。

滲出性中耳炎や難治性再発性中耳炎の治療には鼓膜切開術やチュービング手術が必要となります。当院では専用レーザー機器を常備しております。チュービング手術も全身状態、精神状態等に問題がなければ、局所麻酔にて行います。（０歳児から可能、ただしアデノイド切除を同時に行うことは出来ません）先に電話でご相談ください。時間の対応可。

中学卒の社会人、高校卒業以上の方はご本人の意志にて行います。（高校生の身分は3月31日までですので、正式な卒業後は4月1日からとみなします。）高校生は保護者の同意が必要ですが、同意があっても校則で禁止されている場合は行いません。
中学生以下（卒業式後の3月31日まで）は保護者の同意があってもお断りしております。
軟骨部分の穴開けに関しては、軟骨に感染が起こると重症化し危険ですのでお断りしております。

担当医の診療時間をお電話でお確かめの上、おいでください。

耳かきをやり過ぎると外耳道炎になることがあります。最初はかゆみだけですが、掻きすぎていると皮膚が負けて耳だれが出てきます。
それでも続けると外耳道にカビが出現します。次に鼓膜の表面まで巻き込んで炎症を起こし（鼓膜炎）、鼓膜に穴があくことがあります。
ここまで来ると治療は困難になり、頻繁に来院して頂いて処置をしないと治らなくなります。初期に治療しないとやっかいな病気です。
なんと言っても予防が重要ですので、過度な耳かきは慎みましょう。